世界には、様々な食事の摂り方があって、
人それぞれの体の性質も違うことも考えると
どう考えても、唯一絶対に正しい食事法
などありえないということは容易に想像できます。
しかし、巷では、おすすめの食べ物とか、
これさえ食べれば〇〇に効く、
とかいうキャッチコピーで溢れてます。
人が、何かを変えたいと思うときには
手軽に食べ物に頼りたくなるものなのかも?
と思わされることもしばしばです。
正しい食事法、が存在しないからといって
食事をないがしろにしても良いということ
にはなりません。
むしろ私は食べ物が体を作っている
という考え方の真剣な信者であります。
具体的には、いわゆる糖質制限
的な食事方法を実践しています。
下の図をご覧下さい。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/shakaihosho/iryouseido01/pdf/info03k-04.pdf
(厚生労働省ホームページより)
人間の体は、水分を除くと
組成割合の高いものから順に、
タンパク質、脂質、無機質、糖質
でできていることがわかります。
一方で、日本人の摂取栄養素をエネルギー比
を見ると組成割合の高いものから順に、
糖質、脂質、タンパク質となります。
エネルギー源としての食品と考えれば
確かに糖質脂質が多くなるのは理解できます。
しかし、タンパク質を、糖質や脂質から
作り出すことはできないですから、
体を形作っているタンパク質をたくさん
取った方がいいのではないか?
という考え方を知る機会があり、
それってとっても納得できたんです。
本来の糖質制限というのは、
糖尿病の患者さん向けの食事療法の
ことです。糖質を摂取するから
血糖値が上がって、糖尿病が進んでいく。
それならば、糖質取らなければ血糖値は
上がらないのではないか。というところ
から始まった考え方です。
やってみたらば!
糖質を取らなければ
血糖値は上がらなかった。そして、
糖質を取らないからといって、
重大な支障が出ることもなかった。
ということで、かなり一般の方にも
広がっている食事方法ですよね!
ただ、私は糖質は一切摂らないということは
していません。体質的にあまり取らない方が
良いのだろうということは感じるので、
控えていますが、人によって、合う、合わない
ってあると思うんです。
自分の体がどういうことを受け付けて、
どういうことが受け付けられないのか、
どういう性質を持っているのか。
そういうのって、テレビやお医者さんは
教えてくれないんです。
自分にしかわからない。
だから、もっと自分の体に興味を持って
自分の体が発する声に耳を傾けることを
強く強くお勧めしたいです!