【家事】料理のちょっとしたコツー食材の温度編ー

  • 2023-10-15
  • 家事
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ちょっとした気配りで、失敗が減ります

前回、水分量に気を配ると料理の失敗が減りますよ、というお話をしました。
食材の温度を一定に保つのも、調理や製菓のときに失敗を
防ぐためには大事にしたいポイントです。
筆者はお菓子を時々作ります。
何回か作ったことがあって、今までうまくいってたのに、
急に失敗した、という経験を数回したことがあります。
その時はなぜだかわからなかったのですが、
そんな経験を繰り返すうちに、そして、色々とレシピを
読み込んだりする中で、材料の温度のせいかも…
と気付いた瞬間がありました。
知っていれば、回避できる失敗ですので、簡単に

  1. 調理の時に気をつけるポイント
  2. 製菓の時に気をつけるポイント

の2点にまとめて、ご説明いたします!

調理の時に気をつけるポイント

調理をするときに温度管理が必要だと感じる食材は主に肉と魚です。
薄切りの肉であれば、特に問題ないのでそのまま調理してOK。
厚みのある肉や、魚の場合は、冷蔵庫から出してすぐ調理すると
表面はよく焼けていても、中まで火が通ってないことがあります。
なので、調理する30分前くらいには冷蔵庫から出して、
室温より少しひんやりする程度まで戻すのが良いでしょう。
軽く塩を振ってしばらく置いておけば、余分な水分が
出て美味しくなるので、一石二鳥です。
夏場などは逆に、すぐに生ぬるくなってしまいます。
室温よりややひんやりしてるかな、という温度まで
戻ったら調理するとちょうど良いです。
また、肉や魚を調理した際に白い塊がへばりついて
しまうことがあります。アルブミンというタンパク質の塊です。
それが出ないようにするための調理法については
こちらのブログに詳しく説明されていたので、
ご参考までに載せておきます。
魚を焼いたときに出る白いやつの正体

製菓の時に気をつけるポイント

お菓子作りのレシピに、バターを室温に戻す、ということは
よく書いてあると思います。カチカチのバターでは混ぜにくい
ので、これは本当に重要なポイント。
しかし、牛乳、ヨーグルトなどの乳製品や卵も冷蔵庫で保存して
ますので、キンキンに冷えてると入れた瞬間にせっかく
滑らかに混ざっていたバターが固まってしまったりします。
とはいえ、あまり出しっぱなしにしてても悪くなってしまうので、
やはり、室温よりは少しひんやりしてる、くらいまで戻します。
小麦粉も冷蔵庫に入れてたら、あらかじめ出しておいた方がいいです。
また、私がもっともよくミスった食材が、レモン汁です。
レモンも冷蔵庫で保存していることが多いと思います。
室温に戻していない、冷たいレモン汁を加えた瞬間に、
滑らかに混ざっていたクリームチーズと卵などのチーズケーキの
混合物が、にわかに固まってしまう事態に陥り、
レモン汁自体が、乳製品を固める作用を持つため、
大失敗とまでは行かなくても、舌触りがややざらついた
チーズケーキを何度も作り上げたことがあります。
全ての材料がほぼ同じくらいの温度になっていることが
非常に重要です。

また、溶かしたチョコレートに何かを混ぜる時も、
チョコレートはアツアツの状態より少し冷ましておき、
加える材料の方は、キンキンに冷えた状態から
室温に近い状態に戻しておきます。チョコレート系の
お菓子も、温度管理がかなり重要になってきます。
お菓子作りの腕前よりも、温度がバラバラであることが
失敗しやすい原因になります。

まとめ

材料の測り間違えや手順のミスに負けず劣らず、
室温でない材料を使うことによって、料理やお菓子作りが
うまく行かないことがあります。初期の頃は筆者も、
ほとんど気にしていませんでした。しかし、ちょっと気をつけるだけで、
かなり失敗を防げるので、ぜひ、多くの方に知ってもらいたいと思いました。
調理用の温度計で測れば完璧ですが、大体室温、または
室温より少しひんやりしてる、状態でほぼ大丈夫です(笑)
ぜひ、少し気にしてみてください!

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