人にものをあげたり、もらったりするということ。

友人や隣人から頂き物をすることって

よくあることだと思うのですが。

そんな時皆さんはお返ししますか?

結論からいうと、今、私はほとんど

お返ししてません。

物の受け渡しには、二種類あると考えてます。

  1. 相手が欲しいものをあげる。
  2. 自分がいらないものをあげる。

もらう時もまたしかり。

ちょっと極端に感じる方もいるかもしれませんが

突き詰めてみると、このどちらか

ではないでしょうか。

例えば、お誕生日プレゼント。

本当に相手のことを考えて、相手の好みや

ハマっていること、今、人生の中の

どんなステージを過ごしているのか。

そういったことをよくよく吟味して

真にもらって喜んでくれるプレゼントを

あげることができたときは、むしろ

あげた方が嬉しいものです。

でも、なかなか難しいのも真実。

最低限、実際に使えるようなものを

あげたいものです。

それには、かなり日頃から相手のことを

よく観察したり、話を聞かなくては

なりません。

頂き物だから、といって捨てられない

けれど実際は使うことがないものを

あげてしまうことほど私にとって

悲しいことはありません。

使わないもの=いらないものなのですから。

 

そう考えると、ものをあげた時、

またはもらった時のお返しって

ほとんど吟味を重ねたとは言えない

もの、である可能性の方が断然

高くないですか?

お隣さんが、お庭の夏蜜柑が

よく熟れて美味しいからと

もってきてくださったときに。

たまたま、お隣さんの大好物の

お菓子を買い置きしてあれば

私もお返しするのはやぶさかではありません。

しかし、そんな可能性は限りなく

ゼロに近い。

もしも、返すとしたら、なんとなく

しばらく前から家にあったお菓子とか、

冷蔵庫の中のりんごとか。とっさに

出てくる物ってそんなにないですよね。

それならいっそのこと、ありがたく

頂戴するのみ。

その方が、ありがたみも感じるし

相手にも、ありがたく受け取ったことが

ストレートに伝わるように思うんです。

変に、そこらへんのものを

お返ししちゃうとそれによって

借りを作りたくない感じを醸し出してしまうような。

そんなこんなで、私は家に買い置きの

いいものが眠っていることもほとんど

ないという暮らし方をしていることもあり

よほどのことがない限り、お返しはしません。

もし、何か返したいと思ったら、

別の機会に、相手が好きそうなものを

差し上げたりします。

 

しかし、世の中には私のように

考える人ばかりではないのは事実。

ずいぶん前に読んだ、題名も忘れてしまった本には

お互いにいらないものを交換し合えばいい

というようなことが書いてあったことがあり。

いやいや、これは絶対少数派ですよね!

そうであって欲しいと願ってしまうkunikoです。

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